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宮下公園再整備計画を強行? [2020年東京五輪]

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宮下公園の再整備案が可決、年度内に解体工事


渋谷区立宮下公園の整備案が12月9日、区議会本会議で可決されました。
以前から地域住民へ宮下公園の再整備計画の説明を行い、反対の意見を受けていましたが、12月の区議会で可決されたということです。

整備の計画内容は、1万592平方メートルの敷地に、地下の駐車場を含めた3階建ての商業施設を建設。屋上には公園を設置。カフェやフットサル・バスケットコート、スケートパーク、クライミングウオールを設置。17階建て200室程度の宿泊施設も隣接して建設する。

新宮下公園,完成予想図

2020年東京五輪、パラリンピックのプレイベントの開催予定や、2019年のラグビーワールドカップなどの為に、宮下公園とその下に位置する渋谷駐車場を一体的に整備することを目的に、公募型プロポーザルを実施。
12月の区議会での整備案可決の前に、地域住民への整備案の説明により、「一定の理解を得られた」ということで今回の可決に至ったと思われます。

ホームレスを「直接強制」により排除


しかし、どう考えても一方的な説明の上に強行したと思われる整備案の可決。
以前2006年6月にオープンした現在のフットサルコートがありますが、このフットサルコート設置自体、ホームレス対策として渋谷区が強引に推し進めたものです。
この件で2015年11月16日に宮下公園の野宿生活者を公園封鎖時に無理やりかつぎあげ暴力的に排除したことが、法的に許されない「直接強制」にあたるとして裁判所より渋谷区に損害賠償金¥138,027が命じられています。
人権を損害したうえでの強制的な排除と考えるとあまりにも低い損害賠償金額と思いますが。 世間一般の方々には「賛成」、「反対」それぞれの意見に分かれると思いますが、宮下公園の整備案は可決されてしまったのでそれは仕方ありません。 少なくとも地域住民の方々の反対を押し切ってまで整備を実行するのですから、誰もが納得のいく公園の完成を進めてほしいですね。 「新宮下公園」の整備計画は2016年内に開始。宮下公園の解体工事に着工する予定。 北側と南側の2段階に分けて工事を行うなど可能な限り公園機能を損ねないように進めて、2019年度の完成を目指す予定です。


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