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東京五輪に向けて空港のセキュリティ強化 [2020年東京五輪]

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国際線運航の全空港にボディースキャナー導入


国際線,セキュリティ強化,ボディスキャナー機器

2016年1月12日
国土交通省が国際線を運航している日本国内のすべての空港に「ボディスキャナー」を導入することを決定しました。
近年、国際テロが脅威となっていることから、テロ対策の強化が必要だと判断し、東京オリンピック開催の2020年までに設置する予定です。

海外ではすでに「ボディスキャナー」を導入している空港は多いのですが、日本国内では機器の費用が高額のため導入が見送られていました。昨年、」関西・羽田・成田の3つの空港で試験的に「ボディスキャナー」を試してみたところ、検査にかかる時間は10〜20秒程度で済み、この検査による混雑などは無く、高い効果が得られることがわかりました。

プライバシーの問題や人体への影響は?


「ボディスキャナー」とはそもそもどういったシステムかというと、微弱な電波を人体に当て、異物を検知する検査です。上着などを脱いで機器に入り、数秒間停止している間に検査は完了します。
スキャナーで衣服を透視して所持品を確認したり、身体のラインがモニターに表示されるなどのイメージを持ってしまい、抵抗を感じる方もいると思いますが、今現在使用されている「ボディスキャナー」はスキャナーを通してモニターに表示されるのは「人の形をした絵」ということです。
1人1人の身体のラインも表示されませんし、検査完了後、その都度データも消去されるのでプライバシーの面でも問題はありません。

ボディスキャナー,モニターに表示,人の形をした絵,国際線

人体の影響に関しては、遺伝子を傷つける作用のない「ミリ波」という電波が当てられ、携帯電話の数百分の1〜1万分の1程度の微弱電波なので、人体にも影響はありません。

国土交通省は「ボディスキャナー」導入の理由を
・東京五輪・パラリンピックに向けての保安検査の厳格化
・旅客流動の円滑化
と以上のように述べています。
2014年末から1年の間に、機内に危険物が持ち込まれたケースが国内だけでも43件あったそうです。もしその中にテロ計画を企てている人間が乗っていたとしたら・・・、
と考えたくもありませんが、少なくともそういった危険を未然に防ぐことができるのであれば、一刻も早く「ボディスキャナー」の導入を進めていただきたいと考えます。

 


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